赤座警部ブログ赤座警部ブログ

探偵への道2~春・新生活

日差しに春の暖かさを感じますね、春と言えば新生活を思い浮かべるのは私だけではないでしょう。いま外を歩くとあちこちで引っ越し風景を見かけます。出て行く人、入って来る人、卒業、入学・入社そして新年度、新居、新しい出会い、新たなスタートなどこの春が皆さんにとってキラキラ光り輝く季節になることを祈っています。

前回は「探偵の心構え」についてのお話をしました。「誠実、忍耐、節度」のうち今日は忍耐について説明しましょう。忍耐の直接的な意味は「苦難などをこらえること。」ということです。探偵は苦難の連続です、忍耐がなければ務まりません。今月の12日、17日にもお話ししました「つらい張り込み」をはじめ夜間、早朝の仕事、雨の日、雪の日、大風の日関係なく仕事しなければなりません。探偵はじっと我慢する、じっと辛抱する仕事なのです。ただし仕事の単価は高額になる場合も少なくありません。1枚の証拠写真が何十万、何百万の報酬につながることもあります。それでもそのシャッターチャンスを何ヶ月も続けて待つことになる場合もあります。来る日も来る日も成果が出ず、何週間も、何週間も進歩がなく、依頼者には「まだか、まだか、」と急かされ、「一体いつまで待たせるつもりだ、早くしろって言ってるだろう」こっちの苦労も知らず、挙げ句の果てに「本当に仕事やってんのか、バカやろー、もう頼まん」と捨て台詞でそれっきり、報酬にもありつけず。この何ヶ月の諸費用はすべて自腹でエンド。まあこの事例は極端にしても、似たようなことは少なくありません。まさに探偵は忍耐がなければやっていけません。次回は「節度」についてお話しします。ではまた。

画像はイメージです。

赤座警部の全国探偵紹介ネット 代表 赤座孝明

春桜